2021年02月05日
住宅ローンで優遇金利を受けている方へ
住宅ローンで困った時の相談窓口 株式会社不動産ギャラリーでございます
◎住宅ローンで優遇金利を受けている方へ!
今回は、住宅ローンを滞納したときの優遇金利への影響を説明します!
まず簡単に優遇金利とは何か、について説明します。
優遇金利とは通称、キャンペーン金利とも呼ばれており、
各金融機関の定める条件に合格することで
適応される金利のことを指します。
優遇金利は、金融機関が自由に金利や条件を設定できるため、
住宅ローンを申込みする際には複数を比べてお申し込みされたと思います。
そんな優遇金利には大きく2つのメリットがあります
1つ目は返済が楽になることです。
住宅ローンは借りた分のお金に金利を上乗せして返済していきます。
そのため、金利が高いと総返済額が高くなり、より多くのお金が必要になります。
安い金利で借りれた場合、家計を圧迫せずに済むでしょう。
2つ目は返済が完了するまで優遇金利が適用されることです。
毎月決まった額を払い続けていれば、突然優遇金利が終了することはありません。
しかし、金利の種類によっては割引率が変化します。
そんなメリットがある優遇金利ですが、
もし住宅ローンを滞納してしまうと、優遇金利はどうなるのでしょうか。
生活を楽にするために適用してもらっているため、
優遇金利がなくなると大変ですよね。
しかし、住宅ローンを滞納すると優遇金利は撤廃されます。
優遇金利を受ける際、多くの金融機関の条件の欄に「住宅ローンを滞納した場合、優遇金利が解除された場合も異議はありません。」という旨の条文があります。
そのため、滞納すると優遇前の元々の金利での支払いになってしまいます。
優遇金利の適用を解除する権限は各金融機関にあるため、どのタイミングで解除されるかは分かりません。
1回の滞納では解除を実行しない金融機関も多いでしょう。
何故なら、1回目の滞納は、たまたま返済日を忘れていた方や滞納せざるを得ない方への救済処置となるからです。
しかしですね、金融機関からの催促を無視したり、繰り返し滞納したりするとすぐに解除されるでしょう。
さらに、一度優遇金利が解除されると、再度適用されることはないため、普段から滞納しないように気をつける必要があります。
優遇金利が終了すると元々の金利となるため、総支払額が増えます。
毎月の支払額が1万円ほど上がる可能性もあります。
返済が厳しく滞納している方の中にとっては、さらなる打撃となります。
株式会社不動産ギャラリー