2021年02月05日
ブラックリストについて解説します
住宅ローンに困った時の相談窓口 株式会社不動産ギャラリーでございます。
住宅ローンが滞納しそうな方へ!ブラックリストについて解説します!
「住宅ローンの返済を滞らせるとブラックリストになる」
このような話を聞いたことがある方はいらっしゃると思います。
具体的にどのようなものなのかご存じでない方も多いと思うので
今回はブラックリストについて説明します。
まず、ブラックリストとは何なのか?
信用情報機関の事故情報リストのことです。
信用情報機関とは金融機関からお金を融資を受けたり、
クレジットカードを作ったりする際に得た顧客情報を管理する場所です。
皆さんがカードを新しく発行できるのは、
ここで支払いができるという信用が保証されるからです。
また、事故情報とは住宅ローンの滞納や破産を指します。
事故情報が信用情報機関に知られると、多くの面で制限が生じてきます。
まず、現在使用しているクレジットカードが使用できません。
返済が一度滞っているため、クレジットカードの決済も
滞納されるかもしれないという懸念があるからです。
それでは、
新しく作れば良いのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、新しいカードも作れません。
事故情報リストに載る基準は、2ヶ月以上の滞納や3回目の支払日と言われますが、一度リストに載るとしばらくの間は情報が残ります。
短い方で5年、長い方で7年ほど制限されます。
事故情報リストから消去されると、今まで通りにクレジットカードが利用できます。
ブラックリストになった時にさらに心配なことは、
配偶者やお子様への影響ではないでしょうか。
基本的に、ブラックリストによる制限は本人のみに適用されます。
そのため、配偶者やお子様は自身のクレジットカードを使用できます。
しかし、専業主婦の場合は注意が必要でしょう。
専業主婦がカードを作る際は、夫の収入に頼ります。
この際に、収入のある方がブラックリストに載っていると、カードの審査に落ちる可能性があるでしょう。
また、基本的にお子様に制限はかかりませんが、未成年の場合は影響が出ます。
クレジットカードを作る際、親の同意が必要になる場合があります。
親がブラックリストに載っていると、カードの審査に落ちるでしょう。
自立したお子様は、自分の収入でカードを作る場合は影響しません。
このように
住宅ローンの滞納をすると自身や周りにも影響を与える可能性があります。
そのため、滞納する前の対策が必要不可欠です。
例えば、住宅ローンの金利が安いところに借り換えをして
総支払額を抑えて家計への負担を少なくしたり
リスケジュールで返済額を一時的に減額したり、
期限を延長したりして返済条件を変更してもらって、
約束通りに返済していくことができるようにする。
そうすることで、返済が遅れてブラックリスト入りすることもなくなるでしょう。
ということで
今回は住宅ローンを滞納した場合のブラックリストについて説明しました。
ブラックリストに記載されると、ご自身だけではなく、周りの方にも影響を及ぼす可能性があります。
滞納する前に対策する必要がありますので、住宅ローンの返済に困った際には、出来る限り滞納する前に我々にご相談ください。
株式会社不動産ギャラリー